冬の幻

Acid Black Cherry( 酸色黑櫻桃 ) 冬の幻歌詞
1.冬の幻

作詞:林保德
作曲:林保德

君の写真が笑ってる
大好きだった笑顔で
11月の夜明け前
天国へ旅立った…

寒さに弱い僕の シャツに手を入れたりして
君が喜ぶから 冬が好きだった…

粉雪よ止まないで
手の平に消えないで
儚すぎる命と重なるから
震えた声で かじかんだ手で
ただ君を探し続けているよ

泣き虫で怖がりだから
早く君を見つけなきゃ
どこにもいるはずないのに
冬の香りがしたよ

まるで子供のように 「寒い‥」ってはしゃぎながら
君が抱きつくから 冬が好きだった…

君を見つけられない
苦しくて眠れない
「逢いたい…」 逢いたい気持ち 抑えられない
夢にもたれて 静かに泣いて
君を探し続けている
神様がいるのなら
奇跡が起こるのなら
僕の願い一つだけ叶うなら
もう一度だけ 君に逢わせて
幻でもいいから…

粉雪よ止まないで 手の平に消えないで
儚くて…声にならない
せめて夢でイイ 君に逢いたい
そっと温めてあげたい

君を見つけられない
苦しくて眠れない
「逢いたい…」 逢いたい気持ち 抑えられない
夢にもたれて 静かに泣いて
少しずつ歩いてみるよ
でも君を忘れない
涙なら流さない
僕の心の中に生きてるから
白い景色に 君を映して
あの日の笑顔のまま…


2.戀一夜

作詞:松井五郎
作曲:後籐次利

濡れた髮をはじめて見せた夜
心が泣いた
抱かれていながら さみしくて
かさねてゆく唇でさえ たぶん
答えだせない
熱くなる肌を 信じるのに
瞳を閉じて 願いが
かなえられたと 感じた
その瞬間(とき)に…
まだ深い愛がかならずある
わからない わからない
どうなるのか
きりがない きりがない
ふるえる胸
あなたの腕に狂いながら
こわれてしまいたくなる
どこまで好きになればいいの
淚に終わりはないの なぜ

爪のさきがシャツの背中墮ちて
めまいの嵐
譫言みたいに あなたを呼ぶ
求めあうまま つかんで
確かめあった ぬくもり そのさきに…
燃えつきる愛がかならずある
苦しくて 苦しくて
かすれる聲
せつなくて せつなくて
消えない夜
ふたりであたえあえる夢を
噓になんかしたくない
どこまで強くなればいいの
痛みをふりきれるまで

わからない わからない
どうなるのか
きりがない きりがない
ふるえる胸
あなたの腕に狂いながら
こわれてしまいたくなる
どこまで好きになればいいの
淚に終わりはないの なぜ